神戸女子大学

Outline


教育課程の編成及び実施に関する方針

神戸女子大学

建学の精神に基づき、各学部・学科及び課程が定める教育目標を達成するための教育課程を編成し、自立心、対話力、創造性を培う教育内容及び方法を実施する。

全学共通教養科目

建学の精神および、自立心、対話力、創造性という教育目標に基づき、各学科の教育目標の共通基盤となる<基礎力>養成を基本教育目標とする。具体的には、以下の目的を達成する為のカリキュラムを編成する。

  1. 大学生としての基本的マナーと基本学習スキルを習得する。(基幹科目)
  2. 基礎体力を養う。(ウェルネス科目)
  3. 理解力としての日本語能力、コミュニケーション力としての口頭および文章による表現力を養う。(基幹科目)
  4. 国際的対話力としての外国語能力を習得する。(語学科目)
  5. 情報化時代に対応できる情報リテラシーを習得する。(情報科目)
  6. 幅広い教養を身に付け、創造力を養う。(一般教養、演習科目)
  7. 社会貢献、地域貢献のための社会的実践力を養う。(基幹科目〔地域〕)
  8. 女性としての自立した生き方、ライフプランを考える。(基幹科目〔女性〕)

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文学部

それぞれの領域についての専門的、実践的な学習を図り、幅広い教養を培うよう、以下のカリキュラム編成を行う。


  1. 日本語・日本文学についての幅広い知識を学ぶと共に、少人数で行う演習を重視し、実践的な内容のカリキュラムを編成する。(日本語日本文学科)
  2. 英語学習の多様な選択機会を与え、しかも学生ひとりひとりが自己実現できるように一貫性のある体系的カリキュラムを用意する。(英語英米文学科)
  3. 教室で学ぶことと、学外のフィールドで体験的に学ぶことを双方向的に学習するカリキュラムを編成する。(国際教養学科)
  4. 幅広い歴史的視野を培い、特定の時代・地域に関する専門的知識を習得し、過去から現在に続く歴史の展開を、自主的な検討をもとに総合的に理解していけるようにカリキュラムを編成する。(史学科)
  5. 実践的な指導力を持つ小学校・幼稚園の教員や保育士を育成するとともに、専門的知識と幅広い教養を持ち様々な職業分野で活躍できる人材の育成を図るカリキュラムを編成する。(教育学科)
日本語日本文学科

少人数で行う演習を重視し、1年次で学問の基礎を学ぶ段階から、各学年での蓄積を活かして自らの意見を論理的に述べる4年次での卒業論文作成へと、研究の質と量を順次高めていく。学生が日本語・日本文学についての幅広い知識・教養を身に付けるとともに、問題発見能力・自己表現能力・コミュニケーション能力を伸ばせるカリキュラムを編成する。


  1. 日本語・日本文学についての幅広い内容のカリキュラムを、バランスに配慮して年次を追って提供する。1年次は基礎学力を育成するために、日本文学概論・日本語学概論などの必修科目を履修する。
  2. 1年次の導入教育を重視し、「読む・書く・話す・聞く」の能力向上を目指した科目である基礎演習を通して、大学で学ぶために必要な基礎能力を養う。さらに年次を追って内容を深めた演習を履修し、卒業論文作成へと結びつける。
  3. 学生の多様な興味・関心に応じるために、2年次からはコース制(日本文学・古典芸能・日本語学)を敷く。コース内には、入門・講読・文学史や日本語史・特講の科目をそれぞれ均等に設ける。ただし他のコースの科目も履修できる緩やかなコース制とする。
英語英米文学科

英語英米文学科では英語にかかわるあらゆる舞台で活躍できる真に教養ある女性を育成するために、英語学習の多様な選択機会を提供すると同時に、社会が期待し学生が求める科目構成・教育内容を念頭に置いた、体系的で一貫性のあるカリキュラムを編成している。


  1. 英語を母語とするネイティブスピーカーの教員が、言語の4技能(「読む」「書く」「聞く」「話す」)にかかわる基本学習・応用学習に4年間一貫してかかわり、英語の言語能力の伸長をはかる。その実現のために2年次生希望者向けにハワイ大学マノア校アウトリーチ・カレッジが提供する語学留学で語学力、コミュニケーション力を磨く機会を用意する。
  2. 学生が自らの課題と関心に応じて英語にまつわる専門分野を多角的に学ぶことができるように、ゆるやかな2コース制(「英語学・英語教育コース」と「英米文学・文化コース」)を取っている。
  3. 英語・日本語の両言語において、社会人として必要不可欠なプレゼンテーション能力、論理的・批判的思考能力、情報処理能力を1年次から段階的に高めていくための演習科目を配置している。
  4. 英語の資格試験対策に特化した科目に併せ、卒業後のキャリアに直結する実践的スキルとしての英語力に磨きをかけるための科目を提供する。
  5. 学生が地域住民と触れあい、地域貢献の重要性を直接経験する社会参加型授業の場を提供する。
国際教養学科

教室で学び、考えたことを、学外のフィールドで体験的に学び、フィールドで得たことを教室に持ち帰る。グローバルの中で、ローカルを考えながら、グローバルに解消されないローカルの重要性についても考える、というように双方向の考え方を実践的に育成することを中心としてカリキュラムを編成する。


  1. 学科カリキュラムの導入段階で、実践的な英語とアジアの言語の基礎を修め、神戸の国際的な環境の中で地域と世界との関わり、歴史や国際協働のあり方の基本を学び、国内外での実地研修に備える。
  2. カリキュラム半ばで実施される海外の提携高等教育機関もしくは国内の国際関連諸機関における留学・研修・体験学習に参加し、知識と経験を結びつけ、行動力を養う。
  3. 身に付けた国際的知識や教養、技能を統合し、変化の激しい国際社会において柔軟に対応し、主体的に参画できるよう、政治・経済・歴史・文化の領域に跨る学際的カリキュラムのなかで、課題を解決し真理を探求する姿勢を身に付ける。
  4. カリキュラムの後半においては、多様な個性や体験を発展的に掘り下げられる少人数ゼミ形式を通して、より専門的な領域において学ぶ。
史学科

史学科では、幅広い歴史的視野の養成と特定の時代・地域に関する専門的知識の獲得をもとに、過去から現在に続く歴史の展開を、自主的な検討をもとに総合的に理解していけるよう、カリキュラムを構成している。


  1. 学習段階をふまえ、卒業論文作成を最終目標とした4年間の体系的なカリキュラムを提供する。
  2. 1年次には、高校での学習方法との相違点を明確にし、大学での学問研究への橋渡しをするための科目を提供する。
  3. 演習(ゼミ)形式の授業を重視し、発表と質疑応答を通した歴史研究の深化を目指す。
  4. 緩やかなコース制を取り入れ、専門領域に立脚しつつ、他の分野への視野も広げさせる。
  5. 学外実習や見学を積極的に取り入れ、臨地体験に基づいた歴史研究の機会を多く持たせる。
教育学科

グローバルな視野を持ち、子どもの発達過程全体を対象とした教育・研究に根ざし、実践的な指導力を持つ小学校・幼稚園教諭や保育士・保育教諭を育成するとともに、専門的知識と幅広い教養を持ち様々な職業分野で活躍できる人材の育成を目標にして、それらの能力の向上を図るカリキュラムを策定する。


  1. 教育学科は「小学校教育コース」「幼児教育コース」「心理学コース」からなり、ゆるやかなコース制をとっているので、他のコースの科目も履修することにより、教員あるいは保育士として幅広い能力の育成を目指す。
  2. カリキュラムは、学問領域としての教育学・保育学と心理学の基幹科目群に加えて、乳幼児教育関連科目、小学校教育関連科目、心理学関連科目によって構成する。
  3. 専門科目は、基礎理論・研究法、教育実践理論・指導法、専門技術・方法に関する科目から構成し、これらを総合し、有機的な理解を深める科目として、3年次から少人数による講読・演習、卒業論文を必修科目として設定する。
  4. 幼稚園・小学校教諭や保育士・保育教諭としての適性、意欲、資質を自己確認し、実践的な指導力を養うために、幼稚園や小学校での教育実習、保育所(園)・認定こども園・社会福祉施設(保育所を除く)での保育実習とは別に、地域と連携を図り、学校観察実習(スクールサポーター)、発達理解実習(親子通所センター)を正規のカリキュラムに連動させる。

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健康福祉学部

健康福祉学部は、人間が生涯を通じて人として健康で豊かな生活を送ることが出来る理想的な社会を実現するため、「社会福祉学科」と「健康スポーツ栄養学科」を設置している。それぞれの学科で、学位授与の方針に掲げる知識・技能などを習得させるために、全学共通教養科目、専門教育科目、その他必要とする科目を体系的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を開講し、自ら学ぶ能力を得られるカリキュラムを提供する。さらに、カリキュラムマップによりその構造をわかりやすく明示している。

社会福祉学科
  1. 人権尊重・社会正義・利用者の最善の利益・ウェルビーイングなどに基づく社会福祉の基礎を身に付ける教育を目指す。
  2. 社会の福祉課題に関心が持てるように、講義・演習・現場実習・ボランティア活動・国際交流など多様な教育方法を用いる。
  3. 社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の各国家資格基準に準拠した専門教育を充実するとともに、資格別履修方法の工夫により社会福祉の専門性の深化を図りながら国家資格取得を目指す。
  4. 国家資格指定科目に特化しない多様な選択科目群を設定し、さらにグローカル(グローバル&ローカル)な視点から生活・福祉・文化を考える力を養う。
健康スポーツ栄養学科

健康スポーツ栄養学科では、多様な場面で活躍できる専門性の高い栄養士を養成するため、「栄養士資格に関する科目(栄養士養成指定科目)」をベースに、以下の教育科目を設けている。


  1. 食を幅広く捉える「ライフサイエンス関連科目」、および食のスペシャリストを目指す「資格関連科目」。
  2. 健康と福祉の関連を理解し国際的な健康を考える「健康・福祉関連科目」。
  3. スポーツ栄養に関わる高い専門性を学ぶ「スポーツ栄養関連科目」、および運動指針に基づいた健康づくりや身体機能の維持増進や機能改善を学ぶ「健康運動実践指導者関連科目」。
  4. 共通教養科目として、ライフキャリアビジョン設定のための科目。

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家政学部

実習、演習、フィールドワーク/学外実習、および卒業論文研究を重視し、学生が実体験を通じて、自立心、対話力、創造性を培う教育を行う。

家政学科

家政学科では、人の生活に関わる幅広い教育研究分野を基礎としてカリキュラムを構成している。特に、実験・実習やフィールドワークを重視する実践的教育の中で科学する眼を養い、知的好奇心を喚起し、人間の生活をシステムとして考えていくことによって、人間力を培うことを目指している。21世紀の消費生活やライフデザインを考え、新たなライフスタイルのあり方を考える教育を次の三つのコースにより総合的に行う。


  1. 「被服デザイン科学コース」:将来、「衣」に関連する分野でより専門的な職務に就くことを想定し、被服に関する内容を講義や実習などを通じて学び、繊維の特性などを理解し、被服と人間との関わりを学ぶことができる教育を目指す。
  2. 「住空間コース」:暮らしの基盤となる住空間について、インテリアデザインからまちづくりまで、人の生活と空間の関わりについて、理論と実践の両方から学べる教育を目指す。
  3. 「生活プロデュースコース」:生活をより豊かにするために、新しい生活スタイルを提案できる企画能力の育成を図る教育を目指す。
管理栄養士養成課程

管理栄養士養成課程は、厚生労働省の定める管理栄養士養成施設であり、法令に適合したカリキュラムになっている。また、本学科独自の科目を設けて高度な専門知識を学ぶための導入教育や職業教育に配慮している。


  1. 専門科目を学ぶための基礎として、高等学校未履修者を対象にした「特別生物」、「特別化学」ならびに全員必修の「管理栄養士のための生物」、「管理栄養士のための化学」を設定し、専門基礎科目を学習する導入教育を行う。また、管理栄養士の職業に対する理解を深め、就職につながる意識を高めるため「管理栄養士論」を設ける。
  2. 専門基礎科目として「社会・環境と健康」、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」、「食べ物と健康」の分野を置き、講義や実験・実習を通して基礎知識を養成する。
  3. 専門科目として「基礎栄養学」、「応用栄養学」、「臨床栄養学」、「公衆栄養学」、「給食経営管理論」を置き、講義、実験・実習を通して専門知識や技術を育成する。
  4. 専門知識を基に「総合演習」、学外での「臨地実習」を行い、専門知識を生かして現場での社会性、協調性を育み、実践力を養う。
  5. 卒業論文の研究や調査を通して、課題の発見、解決、論理的な思考の力を育み、表現する力を養う。

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看護学部

看護学科

看護学部では、全学共通教養科目および専門科目で学ぶ理論と実践を有機的に結びつけるために、コミュニティプラクティスの考え方を参考に、1年次生から4年次生で構成する「学びのグループゼミ」を取り入れている。この授業は、本学部の学士教育課程を体系づける中核となるものであり、学年を超えて学び合いのコミュニティを形成し、学生が思考すること、共同すること、自立することを方向づけ、看護専門職となるための社会化を助ける。


  1. 全学共通教養科目では、学生が生涯にわたって自己の人間形成を図る土台を築き、科学的思考、倫理性、国際性を身に付けた専門家となるための基礎力を培う。
  2. 看護師、保健師、助産師に共通した看護学の基礎となる教育を中核におき、それぞれの活躍する場において健康の観点から「人々の暮らしと文化」を支える看護実践能力を培う。
  3. 看護師、保健師、助産師としてのキャリアの継続を含めた生涯教育を視野に入れて編成する。
  4. 看護学の基礎の上に養護教諭課程を置き、健康教育、健康管理などの分野で活動できることを視野にいれて編成する。

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神戸女子大学大学院

建学の精神に基づき、各研究科・専攻が定める教育研究目標を達成するための教育課程を編成し、専門的な学術の理論及び応用を教授研究する。

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家政学研究科

1.博士前期課程(修士)

学修課題や知識を複数の科目等を通して体系的に履修する「特論」科目群、それを基にした、研究を進めるうえで必要な研究方法、技術、考え方を履修する「演習」科目群をバランス良く配置している。その集大成として、修士論文に対応する「特別研究」科目を設けている。その他,学習効果をさらに高めるため、複数指導体制とコースワーク制度を設けている。


【複数指導体制】

博士前期課程は、3名の指導教員による複数指導体制とする。


【コースワーク】

幅広い視野を身に付けるために、家政学研究科として、食物栄養学専攻と生活造形学専攻で共通講義を行い、両専攻の教員が分担して講義を担当し、大学院生が家政学研究科全ての分野に触れられる機会を設ける。


2.博士後期課程(博士)

博士後期課程では、自立した研究者を目指すため、「特別研究」科目を設け、博士論文に向けたリサーチワークに重点をおいて履修します。さらに複数指導体制を設け、それぞれ特定の研究室の担当教員による個人的な指導に過度に依存する傾向を避け、異なった専門やバックグラウンドを持つ教員による系統的で幅広い知識の習得を目指している。


【複数指導体制】

博士後期課程は、3名の指導教員による複数指導体制とする。


【コースワーク】

社会人入学(社会人大学院生)の場合、博士前期課程と同様のコースワークを行い学位取得に必要な基礎知識を涵養する。

食物栄養学専攻

食物領域では基礎分野として「食品化学」、「生物化学」、「食品微生物学」、「食品衛生学」、「食品分析学」、応用分野として「食品加工学」、「調理科学」、栄養領域では基礎領域として「栄養学」、「栄養化学」、「生化学」、応用分野として「栄養生理学」、「臨床栄養学」、「臨床栄養管理学」、「病態栄養学」を置いている。

前期課程は、上の分野に関する「特論」と「演習」から構成され、「特論」は学問を体系的に教授する。「演習」では、国内外の研究論文を輪読し、解説を加え、討論しながら、大学院生がこれから研究を進めるうえで必要な研究方法、技術、考え方を身に付ける。

後期課程は、博士論文作成を目標とした演習および実験研究・調査を中心に教育と指導を行う。

すなわち、食物栄養学専攻では、専門的知識や実務的知識、及び考え方を教授するカリキュラムを整備する。同時に、研究の本質や研究者としての発想を教授するための、研究活動に重点をおいたカリキュラムを整備する。

生活造形学専攻

生活造形学領域では、「服飾学」、「生活造形材料学」、「生活環境生理学」、「生活造形科学」、「環境行動学」、「人間工学」、「生活プロジェクト論」、さらには「家政教育学」を含み、それらに関連する学際的分野も含めて展開している。

前期課程では、上記の分野に関する「特論」と「演習」から構成され、「特論」は学問を体系的に教授する。「演習」では、これから研究を進めるうえで必要な研究方法や考え方を身に付ける。

後期課程では、博士論文作成を目標とした演習および研究調査等を中心に教育と指導を行う。

すなわち、生活造形学専攻では、専門的知識や実務的知識、及び考え方を教授するカリキュラムを整備する。同時に、研究の本質や研究者としての発想を教授するための、研究活動に重点をおいたカリキュラムを整備する。

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文学研究科

博士前期課程においては、授業科目を「特論」「演習」「特殊研究」「論文指導演習」に分け、広い視野を養いながら受講生の専門性を高めていくことを目的に、次のような課程を編成し、実施している。


  1. 「特論」は、担当教員が最先端の研究成果にもとづく講義を展開し、受講生に深い洞察力と探求心を養成することを目的とする。
  2. 「演習」は、受講生の研究発表やテキストの講読を中心とし、独自の課題を設定して実証していく能力を養成することを目的とする。
  3. 「特殊研究」は、関連分野の講義や学外講師による授業を通して、受講生に幅広い知見を得させることを目的とする。
  4. 「論文指導演習」を必修とし、毎年履修を課すことによって、修士論文の作成に向けた研究指導を実施している。
  5. 自専攻の科目のほかに他専攻の科目の履修も認め、広い視野に立った研究が推進できる課程編成を実施している。
  6. 昼夜開講制に対応するため、一定数の科目を夜間に須磨及び三宮キャンパスで開講している。
  7. 教員の専修免許状取得のための課程認定科目を多く開講し、高度な知識と技能を備えた教員をめざそうとする人材の育成に努めている。

博士後期課程においては、深く豊かな学識と精緻な論証にもとづく博士論文を作成させることを目的に、次のような課程を編成し、実施している。


  1. 「論文指導演習」を必修とし、毎年履修を課すことによって、博士論文の作成に向けた研究指導を実施している。
  2. 必要に応じて「特論」「演習」「特殊研究」も履修させ、深い洞察力や幅広い知見が得られるよう指導している。
  3. 昼夜開講制に対応するため、一定数の科目を夜間に須磨及び三宮キャンパスで開講している。
  4. 毎学年の年度末に研究報告書及び年度内に発表した論文又はそれに代わるものの提出を求め、博士論文の作成に向けた進捗状況を確認している。
日本文学専攻

博士前期課程においては、授業科目を「特論」「演習」「論文指導」に分け、広い視野を養いながら受講生の専門性を高めていくことを目的に、次のような課程を編成し、実施している。


  1. 「日本文学特論」「日本語学特論」においては、上代・中古・中世・近世・近現代の各時代の日本文学・古典芸能、日本語、日本語教育についての主要な研究成果にもとづく講義をおこなう。各講義を通して、広く日本文学・日本語学の研究動向を学び、さまざまな研究方法に習熟し、研究者として必要な深い洞察力と探求心を養成することを目的とする。
  2. 「日本文学演習」「日本語学演習」においては、日本文学や日本語について、研究発表と討論をおこなう。それらを通して、文献や資料の読解力を高め、自己の課題を発見し、それを論理的実証的に解明する力を養成することを目的とする。
  3. 「論文指導演習」においては、修士論文作成のための実践的な指導をおこなう。修士論文の執筆を通して日本文学・日本語学の分野において、独創的な研究・教育活動を展開できる能力を養成することを目的とする。
  4. 三宮キャンパスの古典芸能研究センターが所蔵する中世芸能・近世芸能・民俗芸能の資料やデータベース等を活用し、実践的な教育を実施する。

博士後期課程においては、深く豊かな学識と精緻な論証にもとづく博士論文を作成させることを目的に、次のような課程を編成し、実施している。


  1. 「日本文学特論」「日本語学特論」においては、上代・中古・中世・近世・近現代の各時代の日本文学・古典芸能、日本語、日本語教育についての最先端の研究成果にもとづく講義をおこなう。各講義を通して、主要な研究成果がどのような発想・方法によって生み出されたかを、資料や論考の読解および討論の中で考える。その上で研究の深化を期し、独自性の獲得を模索する。
  2. 「日本文学演習」「日本語学演習」においては、研究発表と討論を中心に授業を展開する。その中で、文献や資料の読解、研究の方法、論理性実証性、研究の価値等を検証しながら、自立した研究者としての資質向上を図る。
  3. 「論文指導演習」においては、論文作成のための実践的な指導をおこなう。学界の研究動向を主導するような独創性のある博士論文の作成を目指す。さらには研究の深化とともに新たな方向への展開を期する。
英文学専攻

英文学専攻は、英米文学・言語・文化の教育・研究をとおして、現下の国際主義・国際化の世界へ寄与できる研究者を育成することを目指す。そのために、広い視野から事象を専門的かつ体系的にとらえ、すぐれた言語能力と高度で自立した研究能力を養成する。

博士前期課程では次のような科目編成を実施し、上記の目的を達成することを目指す。


  1. 「英文学特論」「米文学特論」「英語学特論」「国際言語文化学特論」を通して、受講生に広く体系的視野に立つ深い洞察力と探求心を養成することを目的とする。英語圏文学・文化学、理論言語学、応用言語学の最先端の研究成果にもとづく講義により、受講生の研究者としての基礎的素養を確かなものとし、深い探究心と洞察力を獲得する。
  2. 「英文学演習」「米文学演習」「英語学演習」「国際言語文化学演習」を通して、受講生に客観的なテキスト分析の方法を中心に、論理的思考力と表現力を獲得させることを目的する。英語圏文学・文化学、理論言語学、応用言語学にかかわるテキストを読み込み、研究発表と討論を重ねることで、テキストの主旨と構成を明確にし、独自の課題を設定して実証していく能力を養成する。
  3. 「英文学特殊研究」「米文学特殊研究」「英語学特殊研究」を通して、関連分野の講義や学外講師による授業により、受講生に英語圏文学・文化学、言語学分野にかかわる広い知見と視野を提供することを目的とする。
  4. 「論文指導演習」では、修士論文作成に向けて実践的指導をおこなう。修士論文の執筆を通して、英語圏文学・文化学、言語学の分野において、独創的な研究・教育活動を展開できる自立した研究者としての能力を確かなものとすることを目的とする。
  5. 英語教育の分野では、教員の専修免許状取得のための科目を開講し、高度な知識と技能を備えた教員をめざす人材の育成を目的とする。

博士後期課程においては、高度な専門性に留意しつつ深く豊かな学識と精緻な論証にもとづく博士論文を作成させることを目的に、次のような科目編成を実施する。


  1. 「論文指導演習」を必修とし、毎年履修を課すことによって、博士論文の作成に向けた研究指導を実施している。
  2. 必要に応じて「特論」「演習」「特殊研究」も履修させ、深い洞察力や幅広い知見が得られるよう指導している。
日本史学専攻

博士前期課程においては、日本史を中心に考古学、民俗学、東洋史、西洋史の分野にわたって学部より高いレベルの講義科目を開講し、深い専門知識を習得させるとともに、演習科目によって研究者としての能力の涵養と専修免許を持つ教員や、高度な能力を有する博物館学芸員・文書館職員・文化財担当職員の養成をめざし、次のような課程を編成し、実施している。


  1. 「日本史学特論」「日本民俗学特論」においては、古代・中世・近世・近現代の各時代および考古学・民俗学に関する最先端の研究成果に基づいて幅広い講義をおこなう。各講義を通して、研究者として必要な基礎知識や研究方法を学び、広い視野と深い思考力を養成することを目的とする。
  2. 「日本史学演習」「日本民俗学演習」「東洋史学演習」「西洋史学演習」においては、日本史学・東洋史学・西洋史学・考古学・民俗学に関する論著・史料の購読および研究発表や討論を通じて、論理的な思考力や史資料を読み解く手法を学び、独自の課題を設定したうえで、それを実証的に解明していく能力を養成することを目的とする。
  3. 「東洋史学特殊研究」「西洋史学特殊研究」においては、外国史に関する専門性の高い講義を通して、受講生に日本史学分野以外の幅広い知識と世界史的な視野を得させることを目的とする。
  4. 「論文指導演習」においては、修士論文の作成のための実践的な指導をおこなう。修士論文の執筆を通じて日本史学・考古学・民俗学の分野において、独創的な研究・教育活動を展開しうる研究者としての能力を養成することを目的とする。

博士後期課程においては、自立した日本史学研究者の養成をめざし、深く豊かな学識と精緻な論証にもとづく博士論文を作成させることを目的に、次のような課程を編成し、実施している。


  1. 「論文指導演習」を必修とし、毎年履修を課すことによって、博士論文の作成に向けた研究指導を実施している。
  2. 必要に応じて「特論」「演習」「特殊研究」も履修させ、深い洞察力や幅広い知見が得られるよう指導している。
  3. とりわけ演習科目のなかでフィールドワークを重視し、古文書調査や発掘調査に積極的に参加するよう指導し、実践的な研究能力の涵養を目指している。
  4. 学外の学会活動や研究会活動に積極的に参加させ、自立した研究者として最先端の学術研究の推進に寄与することを体験させている。
教育学専攻

博士前期課程においては、人間についての多面的な視点を持ち、生涯学習に関する基本的理解や教育に関する臨床的問題の理解、教育臨床学的実践、ならびに認知・社会性などの子どもの心理的発達の基本的理解、心理発達上のさまざまな臨床的問題の理解、心理臨床的実践について、広範かつ深い研究・学習を推進する。そのステージは、「特論」「演習」「特殊研究」「論文指導演習」の4つに大別される。


  1. 「特論」すなわち「教育学特論」「教育心理学特論」「臨床心理学特論」では、教育学、教育哲学、教育史、教育方法学、幼児教育学、発達心理学、教育心理学、臨床心理学等の各領域の重要な文献を詳しく検討し、さらに担当教員の最先端の研究成果に基づく講義を展開し、教育学・心理学諸理論や研究方法などに関する理解を深め、受講生に幅広い見識や洞察力、探究心を養成する。
  2. 「演習」すなわち「教育学演習」「教育心理学演習」「臨床心理学演習」では、教育学や心理学の各領域における最新の研究成果や教育実践経験・心理臨床経験を踏まえながら、受講生自らが独自のテーマを設定し、文献研究・事例研究・調査・実験等に関する発表・ディスカッションを通して、これまでの関連した研究結果の比較対照や試行的な調査をすることで、実践的技能において重要な研究能力や応用力の養成を図る。
  3. 「教育学特殊研究」では、教育学、教育哲学、教育史、教育方法学、幼児教育学、発達心理学、教育心理学、臨床心理学等の各領域から特定の研究テーマをとりあげ(従って場合によっては学外からの専門家を招いて)、最新の研究動向を詳しく検討し、研究者あるいは専門的職業人としての知見を習得させる。
  4. 「論文指導演習」では、教育学、教育哲学、教育史、教育方法学、幼児教育学、発達心理学、教育心理学、臨床心理学のいずれかの特定分野や研究テーマについて、専門的研究手法に則った修士論文を作成するために、教育学・心理学関連教員が協同して指導をおこなう。

博士後期課程においては、人間についての豊かで深い専門的視野から、各自の研究意識により生涯学習や教育に関する課題、子どもの心理発達に関する課題について、広範かつ精緻に研究をおこなう。また、教育学や心理学の専門分野における高度な研究者の育成などを目標に、次のような科目を編成し、実施している。


  1. 「論文指導演習」では、教育学、教育哲学、教育史、幼児教育学、学校教育学、発達心理学、教育心理学、臨床心理学のいずれかの特定分野や研究テーマについて、専門的研究手法に則り精緻な論証による博士論文を作成するために、教育学・心理学関連教員が協同して指導をおこなう。
  2. 学生の要望や研究の必要性に応じて「教育学特論」「教育心理学特論」「臨床心理学特論」「教育学演習」「教育心理学演習」「臨床心理学演習」「教育学特殊研究」を履修させ、研究者としての幅広い知見や深い見識、洞察力、探求心、研究能力、応用力などが得られるよう指導をおこなう。

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健康栄養学研究科

健康栄養学専攻

公衆衛生をベースに考え、身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態とするための教育を行うことに主眼をおいた「地域栄養系」と、国際社会において、組織された地域社会の努力をとおして、疾病の予防、健康寿命の延長、身体的・精神的機能の増進をはかる教育に主眼をおいた「国際栄養系」を二本柱として体系化する。つまり、「地域栄養系」は、社会福祉施設、医療施設をはじめとする臨床現場、各都道府県の健康増進施設など地域に密着した施設において、栄養を中心とした健康増進に寄与することのできる知識を学ぶ内容とする。また、「国際栄養系」は、先進国や発展途上国など世界的な視野で栄養と健康を考え、各国・各地域での健康水準や、保健医療サービスの状況を総合的に学ぶ内容とする。

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専攻科

学校教育学専攻科

高度な知識・技能と実践力を兼ね備えた小学校教員や幼稚園教員を育成するために、カリキュラムの編成や授業の実施について、以下のような配慮を行っている。


  1. 小学校では原則として全教科の指導が前提となるため、特に教科教育系の科目の充実を図っている。
  2. 小学校の理数系の教科内容を深く理解し、一貫した数理的構造を見通せる専門性をもった小学校教員を養成するため、理数系の導入教育科目を設けている。
  3. 乳幼児期を視野に入れた保育・教育に関する専門性をもった幼稚園教員を養成するため、教育指導法特論科目Ⅰ~Ⅶを設けている。
  4. 本学のウェルネス教育の特色を活かし、児童や幼児の健康や体力・運動能力の向上を図るため、スポーツ系科目を用意している。
  5. 小学校や幼稚園では実技力が求められるため、音楽・図工・体育、保育内容表現に示される力を育む活動などを指導できるよう、基礎技能修得のための科目を充実させている。
  6. 授業は教育学科の枠にとらわれず各分野の教授陣や講師が担当し、徹底した少人数によるゼミ形式の指導法を採っている。

Campus/キャンパス

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