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海外調査@インドネシア・バリ〜かじけん海外研修学生日記〜
(2011年3月18〜28日) 河本芽衣(文)・構美穂(写真)

■■ 3月26日 バリ9日目

今日も5時半起き。朝食なしで6時半には出発しました。学会最終日の今日は先生方の発表の日です。会場一番乗りでした。そんななかまたもやインドネシアタイム;;
すごく緊張感が伝わってきて、無事にお二人の発表も終わりました。お疲れさまでした。ほんとにすごい先生方だなと思いました!


講演中の梶原先生

研究発表の様子

講演中のきぬちゃん先輩
私も緊張しました

医学部長と老年科科長から講演感謝状を戴く先生たち

そのあとスワティカ先生の娘さんのオリヴァさんとお会いして、アンディさんも一緒にオリヴァさんおすすめのシーフードレストランに行きました。初めてココナッツごはんを食べたんですが、すごくおいしかったです!!


昼食

インドネシアの料理は日本人に合った味付けで大好きになりました!ここのサンバルはとても辛かったです;;次はオリヴァさんおすすめのバリの服とかお土産屋さんに連れてきてもらって、すごくかわいいものばかりでした。物価が安いので金銭感覚がおかしくなりそうでした(笑)たくさん買えて満足でした!そして、この前と同じ病院の小児科・内科・外科・老年科の施設を見学させてもらいました。

ウダヤナ大学医学部付属サングラー病院研修中

とても広くてビルというよりかは解放感のある平屋が長く続いているような施設でした。日本のように診察室は個室ではないところもあって、家族も自由に出入りができるし、手術台も3つが横並びですごく驚きました。先生方も白衣の色でドクター・研修医・学生と見分けれるようになっていました。日本だと、自分のかかりつけの先生のいる日に受診する形ですが、ここでは先生を指名すると指名料として医療費に加算され、優秀な先生になればなるほど診察料も高くなっていくみたいです。

日本とは全然違う制度でびっくりしました。もっと貧しいひとは病院にもいけずにいて、きっと訪問看護は全く浸透していないんだろうなと思いました。老年科はスワティカ先生の奥さんのトゥティ先生が創設者で、全面バリアフリーでキレイな施設でした。日本の病院には当たり前にあるものだけど、ここでは老年科にしかありませんでした。今回初めて日本以外の病院を見せてもらい思ったことは、日本がどんなに清潔で、安全かということです。病院の設備だけでなく、自分たちが普段どれだけ不自由なく生活しているかを実感しました。確かに世界の国に行けば、さまざまな環境があって、文化・宗教があって、大変な事情があるのかも知れません。自分たちの環境の方が良いだとか簡単には言ってはいけないのかも知れないけど、医療や福祉は世界共通でみんなが同じようにあってもおかしくないと思います。かなり複雑で少し悲しい気持ちになりました。でも、自分たちの知らないことを知れて、目で見ることができてすごくいい経験をさせてもらいました。

今日で美樹先生が帰国されるので、みんなで買い物に行きました。いっぱい試着していっぱい悩んで、いいものが買えてよかったですね。夕食に食べたミークワ(注:ラーメン)がすごくおいしかったです!!
美樹先生、ほんまに短い間でしたが、すごく楽しかったです。海保の話ももっとたくさん聞きたかったです;;次はぜひ神女に遊びに来てください!!海保にも行きますね。ありがとうございました。

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■■ 3月27日 バリ最終日

ついにバリ最終日。朝はゆっくりできました。

荷物の整理をして、街をぶらぶらしました。お昼はKFCを食べました。日本のよりかなりおいしかったです。今日はかまえちゃんと2人で少し遠くの方までタクシーで買い物に行かしてもらえました。タクシーのおじさんは日本語がすごく上手で、楽しかったです。大きいスーパーに行って、お菓子とかいっぱい買えました!そのあとはホテルに一旦戻って、学会でお会いしたブディアルタ先生の息子さんの結婚式に招待していただいたので、パンデ先生に迎えに来ていただいて向かいました。お相手の方もすごく位の高い王族の方なので、かなり盛大な結婚式だと聞いて、少し緊張しました。

式場につくと道路が通行止めになっていて、警備員が大勢いました。会場はすごく歴史を感じるステキなところでした。みなさんとてもキレイなドレスで、インドネシア独自の正装は大変かっこよかったです!主役のお二人はそれ以上にキラキラしていて、新婦さんはほんとにキレイでした。新郎新婦共にウダヤナ大学のお医者さんだそう。病院でお会いした先生方もみなさん正装だったので、はじめは誰か分からなかったです(笑)飛行機の時間があったので、すぐに失礼したけど、すごくいい経験ができました。


ブディアルタ教授ご子息の結婚式招待して貰う!入り口。招待客何百人も!

新郎新婦(実は王族のカップルでした!)

ウィラさんと(普段と違いバリの民族衣装、かっこいいです!)

またパンデ先生に送っていただきました。途中、パンデ先生のお家におじゃまさせていただきました。奥さんと息子さんにもお会いして、すごく可愛い家族で幸せそうでした。
そして、インドネシアを発ちました。

この10日間の研修でさまざまなことを学びました。
そして、色々なことを考えさせられました。
日本とはこんなにも違う環境があって、色々な考え方を持った人たちがいて、すごく刺激を受けました。もっといろんな国のいろんな環境・文化・問題を知りたいと思いました。
また、ウダヤナ大学のみんなと出会って夢に向かって真っ直ぐに、いろんなことに貪欲になりたいと思いました。たくさんの人に出会えて、とても充実した10日間でした。
このような機会を与えていただいた梶原先生始め諸先生方に感謝します。
インドネシアでお世話になった方たちにいつかまたどこかでお会いしたいです。

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