神戸女子大学

Course


管理栄養士養成課程

管理栄養士養成課程

管理栄養士養成課程では、幅広いフィールドで活躍できる人材を育てます

食の多様化や少子高齢化、生活習慣病などが進む中、社会や教育、医療といった多様な分野で「食」が重視されています。そんな現状において、必要性が高まっているのが食のエキスパートである「管理栄養士」です。
本課程では、幅広い講義と現場さながらの実習、最高の環境を用意。高度な知識と技術を持ち、食の分野をリードする「管理栄養士」を養成します。

学びのポイント

国家試験では全国7位の合格実績
1年目からの基礎学習や管理栄養士養成対策室のサポートなどにより、毎年難関の試験に多くの合格者を輩出。
豊富な実習先
将来の進路を踏まえ、教育機関・病院・行政機関・福祉施設等の幅広い分野で実習を受け、管理栄養士のやりがいを学べる。
海外で学ぶ機会
大学のグローバル化に対応する科目として、「ハワイ クワキニ病院実習」を選択科目として開講している。
プレゼンテーション能力
発表形式の授業を数多く経験することで、栄養の知識をわかりやすく人々に伝えるための力を鍛える。

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カリキュラム

カリキュラム 2017年度

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主要科目
  • 【A】解剖生理学
    人体を構成する最小単位は細胞であり、同じ働きをする細胞の集団が組織を形成し、さらに器官を形作ります。人体は、9つの器官系から成り立っています。解剖生理学の授業では、各器官系の構造と機能を解説し、さらに9つの系が有機的に関連しながら一生命体として恒常性を保ちつつ生命を維持している機序を学びます。
  • 【B】生化学Ⅰ
    生命現象は、細胞を構成する物質の調和のとれた合成と分解、それによるエネルギーの供給によって支えられています。この仕組みを理解するのが生化学です。それに関連する物質、その化学構造や化学的性質などについて学びます。
  • 【C】食品学総論
    食品学は食品成分や食品の性質を総合的に研究する分野で、管理栄養士養成においては専門基礎科目「食べ物と健康」での中心的学習内容です。食品を正しく理解するために、人類の食を原点から眺め、食品成分の性質や食品成分変化について学びます。
  • 【D】調理学
    調理には本質的に多様性が望まれる一方、調理品にはある程度の品質基準が期待されます。また、近年の食生活の未曾有の豊かさは、食に対する意識に大きな変化をもたらしました。そうした中で、調理の意義・役割、調理文化について考えます。さらに、さまざまな食品材料についての調理特性についても理解を深めます。
  • 【E】基礎栄養学
    私たちは外から物質を取り入れ、それらを利用することにより生命を維持しながらライフサイクルを営んでいます。その過程を栄養素の代謝経路や生理機能、調節機能を通して、栄養学の基礎を学習していきます。
  • 【F】公衆衛生学Ⅰ・Ⅱ
    公衆衛生とは、共同社会の組織的な努力を通じて、疾病を予防し、寿命を延長し、身体的、精神的健康と能率の増進を図る科学であり、技術である。ここでは集団の健康をいかに維持するか、集団の健康状態を把握するための基礎、行政面での問題点等についての知識を修得します。
  • 【G】応用調理学実習
    さまざまな調味料や食材が手に入りやすくなった現在、日本人の食生活は確実にグローバル化しています。応用調理学実習では、旬の食材を使った日本料理を中心に、西洋料理、中国料理などの知識と調理技術を幅広く学習。さらにパンの製造についても学びます。
  • 【H】臨床医学概論
    発熱、頭痛、下痢などは誰もが経験する臨床症状ですが、これらは複数の原因によって起こっています。たとえば、下痢の原因には神経系、細菌、ウイルス、あるいは食物が関係し、それぞれ対応方法が異なります。ここでは日常生活で遭遇するポピュラーな臨床症状の背景を学習します。
  • 【I】栄養教育実習
    個人や集団を対象にQOLの向上と健康状態改善のため指導媒体を使用したわかりやすい行動変容を促す栄養教育の方法を学びます。ロールプレイングや講義形式で指導演習をしたり、小学校や病院で模擬実習等を行います。
  • 【J】公衆栄養学実習
    公衆栄養の概念や構成、現状、栄養状態の判定・評価等を講義で習得した上で、公的機関(保健所等)における地域住民や特定給食施設に対しての公衆栄養活動の具体的な企画や実践方法等を、現場の実習を通して学びます。
  • 【K】給食経営管理実習Ⅰ・Ⅱ
    特定給食施設(学校、事業所、福祉施設、病院など)において、喫食者のニーズや給食条件、栄養・食事計画、献立、サービスのあり方など給食を運営し管理していくために必要な事項について体験学習しています。
  • 【L】臨床栄養管理学実習Ⅰ・Ⅱ
    管理栄養士は病院においてNST(栄養サポートチーム)の一員として活躍しています。病院での実習でNSTに参画し、管理栄養士の役割を学び、栄養アセスメントに基づいた栄養ケアプランの作成・実施など総合的なマネジメントを理解します。また、患者の栄養指導を行う方法と技能を実地に学び、体得します。
主な卒業論文のテーマ
  • 緑茶抽出液中成分へのミネラル類が及ぼす影響
  • 黒酢の肥満抑制効果と糖尿病の改善
  • 栄養成分表示に関する意識調査
  • 骨粗鬆症の1次予防としての食育
  • 大豆加工品の製パン性に与える影響について
  • 低年齢化する女性の病気と食生活との関わりについて
  • 食事のタイミングと運動能力の向上について
  • メタボリック・シンドロームの発症と遺伝子多型に関する検討
  • 現代の食生活と子どもの心の関係
  • 各種要因による血圧変動
  • フランスにおけるパンのスタイルと自家製酵母について
  • 望ましい学校給食のあり方
  • ビフィズス菌の遺伝子調節

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キャリア・資格

取得可能な資格・免許
  • 栄養士
  • 栄養教諭一種免許状
  • 中学校教諭一種免許状(家庭)
  • 高等学校教諭一種免許状(家庭)
  • 受験資格
    • 管理栄養士
    • フードスペシャリスト
    • 専門フードスペシャリスト
  • 任用資格
    • 食品衛生監視員
    • 食品衛生管理者
大学院への進学

本課程の上には2か年の博士前期課程(修士課程)とそれに続く3か年の後期課程(博士課程)から成る大学院家政学研究科食物栄養課程があり、それぞれの専門分野について研究能力をつけることができます。これらの課程を修了し、研究論文が合格すればそれぞれ家政学修士、家政学博士の学位が得られ、研究者になる道も開かれています。

主な就職先リスト
栄養士職・管理栄養士職

病院・福祉施設

独立行政法人国立病院機構関東甲信越グループ 公立松任石川中央病院
独立行政法人明石市立市民病院 公立能登総合病院
三豊総合病院 医療法人白鳳会赤穂中央病院
医療法人協和会協立病院 公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院
医療法人吉徳会あさぎり病院 医療法人仙台医療福祉会仙台富沢病院
医療法人平成博愛会博愛記念病院 医療法人弘遠会すずかけセントラル病院
医療法人専仁会信生病院 医療法人網島会厚生病院
社会福祉法人恩賜財団済生会今治病院 労働者健康福祉機構関西労災病院
医療法人十全会京都東山老年サナトリウム 医療法人社団浅ノ川千木病院
社会医療法人社団十全会心臓病センター榊原病院 南東京ハートクリニック
医療法人宝生会PL病院 医療法人靖正会にしさんそう歯科ナカムラクリニック
社会福祉法人大阪福祉事業財団 社会福祉法人和歌山県福祉事業団
社会福祉法人サンライフ 社会福祉法人友朋会あいな清和苑
社会福祉法人大阪府社会福祉事業団 社会福祉法人健祥会
社会福祉法人おおとり福祉会 社会福祉法人関西中央福祉会

委託給食

エームサービス株式会社 日清医療食品株式会社
西洋フードコンパスグループ株式会社 株式会社グリーンハウス
株式会社ナリコマエンタープライズ シダックス株式会社
中央フードサービス株式会社 株式会社LEOC
株式会社ケアフードサービス 株式会社テスティパル
富士産業株式会社 ウオクニ株式会社

保育園・幼稚園・こども園

社会福祉法人勝原福祉会神戸潤和保育園 社会福祉法人YMCA福祉会YMCA保育園
社会福祉法人岩岡福祉会岩岡こども園 社会福祉法人同情会青谷愛児園
社会福祉法人いるか福祉会いるか保育園 社会福祉法人頌栄会頌栄保育園
社会福祉法人イエス団友愛幼児園 社会福祉法人博乃会高浜学園
社会福祉法人ひとまる会すまいる保育園 株式会社日本保育サービス

公務員・栄養教諭

東京都庁 丸亀市役所
朝来市役所 西予市役所
兵庫県公立小学校 島根県公立小学校

一般企業

株式会社明治 株式会社ファンケル
株式会社ヘルシープラネット 株式会社カーブスジャパン
阪神調剤ホールディング株式会社 有限会社イトーヤク

栄養士以外

品質管理職・製造職・検査職・研究開発職

一般財団法人日本食品分析センター 一般財団法人食品環境検査協会
関西グリコ株式会社 ヒガシマル醤油株式会社
キユーピー株式会社 敷島製パン株式会社
植垣米菓株式会社 ハマダコンフェクト株式会社
日本食研ホールディングス株式会社 日本ハムファクトリー株式会社
株式会社タカキベーカリー 株式会社増田製粉所
白ハト食品工業株式会社 サラヤ株式会社

総合職・事務職・営業職・販売職

山梨放送株式会社 株式会社ケーブルネットおえ
ハウスウエルネスフーズ株式会社 味の素冷凍商品株式会社
株式会社わかさ生活 株式会社山田養蜂場
寿がきや食品株式会社 とよす株式会社
株式会社みずほフィナンシャルグループ 日本郵便株式会社
株式会社神戸製鋼所 第一実業株式会社
神鋼リース株式会社 日本機材株式会社
株式会社日本アクセス ANA大阪空港株式会社
株式会社ルネサンス 株式会社コクミン
株式会社イプサ 株式会社ノエビア

公務員・教員

神戸検疫所 出雲市役所
大阪府公立中学校 豊能地区公立中学校
学校法人大和学園 大阪国際大学短期大学部

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教員・ゼミ紹介

教授
氏名・担当科目 詳細
置村 康彦
「病理学」

病気になると、体の中でどのような変化が起きているのか、またその変化が起こってくる仕組みについて、栄養学との関連性を意識しつつ、講義を行う。

研究業績

小倉 嘉夫
「応用栄養学」

身体状況や栄養状態に応じた栄養管理について理解し、健康への影響に関するリスク管理の基本的考えや方法について学ぶ。

研究業績

狩野 百合子
「基礎化学実験」

化学実験の基礎を学習。実験器具の使い方から始まり、試薬の調製、基礎的な化学実験から栄養素の定性・定量実験までを行う。

狩野ゼミ
オリーブ油の中でもクロロフィルやポリフェノールなどの微量成分を多く含むエキストラバージンオリーブ油について、健康への有効な効果を調べる研究を行っています。ラットにエキストラバージンオリーブ油やポリフェノールを投与した時の内分泌ホルモン(アドレナリン・ノルアドレナリンなど)の分泌量を高速液体クロマトグラフィーで測定して調べます。

研究業績

栗原 伸公
「公衆衛生学」

社会と環境、食品がヒトの健康にどのような影響を及ぼすかについて学び、健康という観点からこれらを科学的に見つめる眼を養う。

研究業績

後藤 昌弘
「調理学」

調理する際のさまざまな現象を科学的に理解し、実際に応用できるように講義する。加熱調理に伴う食品の変化について研究を行う。

研究業績

佐藤 勝昌
「健康管理概論、感染防御学」

種々の健康阻害要因がヒトに影響を及ぼしている。感染防御学では種々の感染症と生体防御機構(免疫)を、また健康管理概論では公衆衛生学観点から健康問題を学ぶ。

佐藤ゼミ
当研究室では健康について栄養学的、免疫学的、及び衛生学的観点から研究を行っています。特に、健康に及ぼす食物アレルギーなどの疾患による影響、食品の免疫賦活による影響、及び細菌感染による影響について注目し、疫学的あるいは実験的手法によって検討しています。

研究業績

竹中 優
「臨床医学概論・臨床栄養学Ⅱ」

疾患の成り立ちと病態生理を学ぶ。各種の疾患に対する栄養治療に関して、最新の医学的知見に基づき理解する。

竹中ゼミ
「遺伝子から見た体の動きと疾患」を大テーマに、食と病気の関係について遺伝子分析を行います。昨年度は、高血圧・糖尿病・肥満・アレルギー・骨密度の各種疾患と遺伝子の関係をテーマとしました。興味に合わせて研究を深めることで論文制作に取り組みます。ゼミでは臨床演習で医学的知見を深めます。

研究業績

田中 紀子
「基礎栄養学」

摂取した栄養素が体内でエネルギーとなる過程および栄養素の代謝と、その生理的意義を理解し栄養学の基礎を学ぶ。

研究業績

辻 秀美
「臨床栄養学実習Ⅰ、臨床栄養学概論」

臨床での管理栄養士としての栄養介入方法を学ぶ。各疾患の栄養評価や病態、身体機能状態を踏まえた栄養ケアプランの立案、実施、モニタリングの机上の学習と身体計測、各病態に応じた治療食の献立作成、調理実習を行う。

長澤 治子
「食品学」

食品は生命維持の原点であり生活上不可欠なもの、管理栄養士の知識の基本となるものである。食品を正しく認識するため、各種成分の性質や変化について学び、食品の機能性の理解と応用を目指す。

研究業績

堀田 久子
「基礎栄養学実験」

食事はヒトの健康に大きな影響を及ぼす。本実験では絶食がラットの血液成分や肝臓の酵素活性にどのような影響を与えるかについて調べる。

研究業績

山本 勇
「微生物学・生化学」

ヒトの健康に重要な役割を演じている、ビフィズス菌の生理機能を遺伝子及び種々の酵素の機能の解明から研究し、食品生産への応用について考える。

研究業績

准教授
氏名・担当科目 詳細
木村 万里子
「食品学各論」

私たちは日常的に多くの食品を入手できる環境にある。食品群ごとに、種類・含有成分・栄養特性・加工特性および機能特性を学び、各食品のもつ特性を正しく理解し、判別・利用する能力を養う。

研究業績

榊原 美津枝
「栄養治療食実習」
「総合演習Ⅱ」

医療現場では、管理栄養士に多くの期待が寄せられています。チーム医療の中で、活躍できる管理栄養士としての実践力を養う。

研究業績

清水 典子
「給食経営管理論(マネージメント論を含む)」

給食を安全かつ効率的に実施するため、栄養面・安全面・経済面などを総合的にマネージメントする方法を学ぶ。

研究業績

清水 扶美
「臨地・校外実習」

本実習では、医療現場の「傷病者の病態および栄養状態に基づいた適正な栄養管理」について、チーム医療の中で管理栄養士に必要とされる専門知識や技術、他職種との連携などを実践的に学ぶ。

研究業績

髙橋 孝子
「給食経営管理実習」

特定給食施設における栄養管理を目的とした給食経営管理を行うために管理栄養士としてのマネジメント能力を身につける。

研究業績

田村 奈緒子
「生化学」

摂取された食物がどのような化学反応を経て人の体を構成する物質となるか、またエネルギーがいかにして取り出されるかを学ぶ。

研究業績

橋本 加代
「公衆栄養学」

生活習慣病(子どもを含め)や高齢化に伴う要介護者の増加等、公衆栄養に係る様々な問題に対応し、すべての国民が心身ともに健康に暮らせるような公衆栄養活動の知識とスキルを学ぶ。

研究業績

林 利恵子
「基礎調理学実習」

人が生活する上での「食」の重要性について理解し、基本的な調理操作を修得し、いろいろな国の食文化やテーブルマナーについても学ぶ。

研究業績

宮本 有香
安田 敬子
「栄養教育論」

国民の栄養知識向上と望ましい食行動への実践に結びつく栄養教育の理論と方法を学ぶ。また、病院・学校・保健所・事業所・福祉施設等での栄養教育活動の展開方法もあわせて学ぶ。

研究業績

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家政学部紀要

神戸女子大学家政学部紀要は、下記より電子書籍形式で閲覧できます。


巻数
第50巻(2017年3月発行)
第49巻(2016年3月発行)
第48巻(2015年3月発行)
第47巻(2014年3月発行)
第46巻(2013年3月発行)

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eラーニング

Campus/キャンパス

須磨キャンパス

〒654-8585 神戸市須磨区東須磨青山2-1
TEL:078-731-4416

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〒650-0046 神戸市中央区港島中町4-7-2
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〒650-0004 神戸市中央区中山手通2-23-1
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