(イメージ画像)

古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、ご協力をお願いします


・風邪のような症状がある方、発熱のある方、感染の疑いがある人が身近におられる方は入室できません。
・入室の際はマスクの着用と手指のアルコール消毒をお願いします。マスクのない方は入室できません。
・入室中の会話は最小限にして下さい。
・混雑を避けるため入室を制限させていただく場合があります。
・今後の状況により、やむを得ず閉室とする場合がございます。最新情報はホームページでお知らせいたしますが、念のため事前にお問い合わせください。

最新情報

最終更新日:2022年12月1日

12月の資料

古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。



資料画像
〔昭和二十五年三月十九日
江崎金次郎還暦記念能楽会番組〕

一枚刷り 昭和25年(1950)刊
江崎家旧蔵資料
  昭和25年3月19日に、福王流ワキ方9世江崎金次郎直康(後名、正左衛門)の還暦を記念して、姫路市公会堂において開催された能楽会の番組。能4番・舞囃子1番・連吟1番・独吟2番・仕舞6番・狂言2番が上演された。直康は、能「敦盛」にワキの蓮生法師(熊谷直実)役で出演した他、大阪観世流の大西信久がシテ、信久の長男智久が子方をつとめた能「鳥追舟」においてもワキを演じ、ワキツレの息子直質(後の10世江崎正左衛門)と共演している(この時の「鳥追舟」は、シテ方・ワキ方ともに父子共演という凝った趣向となっている)。また、15世福王茂十郎(12世中村弥三郎)も、京都観世流の8世片山九郎右衛門博通がシテをつとめた能「蝉丸」にワキで出演している。ちなみに、狂言「二人袴」に出演し、能「蝉丸」の間狂言をつとめた山口蓼洲(りょうしゅう)は、京都の大蔵流狂言師兼日本画家である。
 この公演は、姫路市を中心とする播磨の能楽愛好家が結成した播磨能楽会の主催により、昭和25年度定時総会として催された。番組の裏面に記載された「播磨能楽会の沿革」によると、播磨能楽会の前身は昭和15年に設立した姫路能楽会であり、毎年2回の能楽鑑賞を行い能楽の普及につとめてきたが、太平洋戦争により中断し、終戦後の昭和22年に播磨能楽会と改称して再結成されたとある。また、その事業内容は、能楽研究や観能の他、「能楽技術の向上、古典の再認識、能楽による生活文化の向上等あらゆる部面よりの多角的研究による能楽普及」と記され、戦後の姫路を中心とした地域の能楽振興を目指したものとなっている。姫路在住の江崎直康と直質は、こうした地元の能楽普及活動にも参加していた。

当サイトのデータについて

神戸女子大学古典芸能研究センターが公開しているすべてのホームページおよびそこに含まれる画像データ・テキストデータ等は、神戸女子大学が著作権を有しており、その扱いは日本の著作権法に従うものとします。これらのデータを、法律で認められた範囲をこえて、著作権所有者に無断で複製・転載・転用することは禁止します。

ページのトップに戻る

学校法人行吉学園

(C) 2008 YUKIYOSHI INSTITUTE. All Right Reserved.