
古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。
新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、ご協力をお願いします
・風邪のような症状がある方、発熱のある方、感染の疑いがある人が身近におられる方は入室できません。
・入室の際はマスクの着用と手指のアルコール消毒をお願いします。マスクのない方は入室できません。
・入室中の会話は最小限にして下さい。
・混雑を避けるため入室を制限させていただく場合があります。
・今後の状況により、やむを得ず閉室とする場合がございます。最新情報はホームページでお知らせいたしますが、念のため事前にお問い合わせください。
最新情報
- 2023年6月の開室日をアップしました。
- 古典芸能研究センター開設20周年を記念して、『伝説・物語の神戸を歩く』を刊行しました。
- YouTubeの「古典芸能研究センター公式チャンネル」にて、センター開設20周年記念展示(夏)写真展「沖縄の祭祀1978-2017」(2021年7月17日~8月1日開催)の関連動画「はじまりの芸能:古典芸能から「やすらい」と「しなやかな力」を現代に」を公開しています。
- 2021年4月24日(土)~5月5日(水)に神戸市立須磨離宮公園で開催を予定していた古典芸能研究センター開設20周年記念展示「神戸女子大学古典芸能研究センター・神戸女子大学図書館所蔵 能狂言絵コレクション」は、緊急事態宣言発令に伴う会場の臨時休園のため、4月24日限りで中止となりましたが、YouTubeの「古典芸能研究センター公式チャンネル」にて展示紹介動画を公開しています。
- YouTubeの「古典芸能研究センター公式チャンネル」を開設しました。
- 『新作浄るり めをと
山賊 ―食満 南北 遺稿集―』(神戸女子大学古典芸能研究センター研究資料集3)を刊行しました。
最終更新日:2023年6月6日
6月の資料
古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。
![]() 「明治十年四月旧仙洞御所内博覧会能番組」 | 「明治十年四月旧仙洞御所内博覧会能番組」 一枚物 刊(活版刷) 縦31.0㎝×横25.5㎝ 明治10年(1877)3月開催の第6回京都博覧会に伴い上演された能興行番組。番組右枠外に「明治十年丑四月一日よりハクランヱ能」と墨書されている。旧仙洞御所内の仮設能舞台において、同年4月1日から25日まで計8回催された。上演日は日曜と水曜の週2日間で、開始時刻は午前10時であった。1日の番組は能4番と狂言2番を基本とし、初日のみ《翁》を上演している。番組は開催日ごとに枠線で区切られ、演者はすべて名字のみの簡略な記載となっている。チラシに近い扱いで、宣伝用に広く配布されたものであろう。 京都では明治4年に、日本初の博覧会が東京に先駆けて開催された。初回の会場は西本願寺だったが、明治6年から同13年までは大宮御所・仙洞御所(現京都御苑内)が会場となった。京都博覧会では、補足的な催しとして、さまざまな芸能の興行が行われ、第6回では能楽の他に、都踊り、鴨川踊り・東山名所踊りも上演された。 |
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