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古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
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最新情報

最終更新日:2023年6月6日

6月の資料

古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。



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「明治十年四月旧仙洞御所内博覧会能番組」
  

伊藤正義文庫蔵
「明治十年四月旧仙洞御所内博覧会能番組」
一枚物 刊(活版刷) 縦31.0㎝×横25.5㎝

 明治10年(1877)3月開催の第6回京都博覧会に伴い上演された能興行番組。番組右枠外に「明治十年丑四月一日よりハクランヱ能」と墨書されている。旧仙洞御所内の仮設能舞台において、同年4月1日から25日まで計8回催された。上演日は日曜と水曜の週2日間で、開始時刻は午前10時であった。1日の番組は能4番と狂言2番を基本とし、初日のみ《翁》を上演している。番組は開催日ごとに枠線で区切られ、演者はすべて名字のみの簡略な記載となっている。チラシに近い扱いで、宣伝用に広く配布されたものであろう。
 京都では明治4年に、日本初の博覧会が東京に先駆けて開催された。初回の会場は西本願寺だったが、明治6年から同13年までは大宮御所・仙洞御所(現京都御苑内)が会場となった。京都博覧会では、補足的な催しとして、さまざまな芸能の興行が行われ、第6回では能楽の他に、都踊り、鴨川踊り・東山名所踊りも上演された。



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