
古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。
新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、ご協力をお願いします
・風邪のような症状がある方、発熱のある方、感染の疑いがある人が身近におられる方は入室できません。
・入室の際はマスクの着用と手指のアルコール消毒をお願いします。マスクのない方は入室できません。
・入室中の会話は最小限にして下さい。
・混雑を避けるため入室を制限させていただく場合があります。
・今後の状況により、やむを得ず閉室とする場合がございます。最新情報はホームページでお知らせいたしますが、念のため事前にお問い合わせください。
最新情報
- 八王子市夢美術館において開催中の 特別展「めぐりあう大津絵 ―笠間日動美術館・小絲源太郎コレクションと神戸女子大学古典芸能研究センター・志水文庫の大津絵―」 (2023年9月15日~11月5日)に、センターから志水文庫の大津絵34点を出品しています。
- 2023年9月25日(月)~11月30日(木)、展示室において展示「念仏往生 ―歓喜と報謝の表現―」を行っています。
- 2023年9月25日〜11月27日(不定期月曜日・全6回、14時00分~15時30分)、神戸女子大学・神戸女子短期大学オープンカレッジ秋期講座 「念仏と芸能」を開催します。
- 2023年9月、10月の開室日をアップしました。
- 古典芸能研究センター開設20周年を記念して、『伝説・物語の神戸を歩く』を刊行しました。
- YouTubeの「古典芸能研究センター公式チャンネル」にて、センター開設20周年記念展示(夏)写真展「沖縄の祭祀1978-2017」(2021年7月17日~8月1日開催)の関連動画「はじまりの芸能:古典芸能から「やすらい」と「しなやかな力」を現代に」を公開しています。
- 2021年4月24日(土)~5月5日(水)に神戸市立須磨離宮公園で開催を予定していた古典芸能研究センター開設20周年記念展示「神戸女子大学古典芸能研究センター・神戸女子大学図書館所蔵 能狂言絵コレクション」は、緊急事態宣言発令に伴う会場の臨時休園のため、4月24日限りで中止となりましたが、YouTubeの「古典芸能研究センター公式チャンネル」にて展示紹介動画を公開しています。
- YouTubeの「古典芸能研究センター公式チャンネル」を開設しました。
- 『新作浄るり めをと
山賊 ―食満 南北 遺稿集―』(神戸女子大学古典芸能研究センター研究資料集3)を刊行しました。
最終更新日:2023年9月28日
9月の資料
古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。
![]() 第5冊目 右:「邯鄲」挿絵 左:「殺生石」詞章 | 袖珍本(縦10.0×横7.2) 袋綴 5冊 玉英子画 江戸中後期 花屋久治郎刊 全百番の挿絵入り小謡集。詞章は観世流で、曲順は内組Fと概ね一致する。書型は袖珍本(雛本・豆本)に分類され、1冊あたり20曲を所収する。1曲につき1丁(1枚)を使用し、丁表に小謡の詞章、丁裏に挿絵を載せる。挿絵は、各曲の物語の内容や景観を絵画化したもので、全曲につく。約4割の曲に朱の直しが書き加えられ、そのうち吟の直しは、明和改正謡本の影響を受けて「柔」「剛」と表記されている。刊年のない奥付「小謡本雖多世間以其/章調之歟 依為慰童意/章句玉英子以画寫之/合開板者也/東叡山下竹町/花屋久治郎(鼎印「星運堂」)」が、最終冊のみに印刷されるが、法政大学鴻山文庫に、同じ奥付(刊年を除く)を持つ明和8年(1771)刊〔雛本絵入小謡〕全20冊(1冊あたり5曲所収)が所蔵され、当該資料は、この明和8年刊本の後刷り本とみられる。奥付にある絵師の「玉英子」については未詳。 |
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