
古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。
最新情報
- 2026年3月の開室日をアップしました。
- 2026年1月27日(火)~3月31日(火)、展示室において、令和8年展示企画展「幕末・近代の狂言の絵師たち」を開催しています。
- 2025年6月から 古典芸能研究センター公式チャンネルで、YouTube版「今月の資料」を公開します。
- 「古典芸能研究センター蔵 民俗芸能・民俗資料データベース」を公開しました。
最終更新日:2026年3月2日
今月の資料 (2026年3月)
古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。
YouTube版 2026年3月「今月の資料」はこちら
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志水文庫蔵 十王図粉本から閻魔王図 紙本墨書 十軸の内の一軸 江戸時代書写 画家不明 【十王図】十王とは、冥界の十人の王のことである。人は死ぬと、初七日から三年忌に至るまでの間に、この十人の王の前を通過し生前の所業を裁かれる。十王の姿は、中国・朝鮮で十王図として絵に描かれるようになる。その中でも、特に中国宋代の十王図が多く日本に伝わり、日本において新たに十王図が展開していくこととなる。日本で製作された十王図は、中国の図を参考にしつつ、そこに日本特有の本地仏を付け加える形をとる。掲出の「十王図粉本」は、室町時代の絵師土佐光信筆の十王図(京都 浄福寺蔵)の粉本。原本の忠実な模写と、各所に記された色指定の詳細さが注目される。成立は江戸期か。絵師は不明である。元の図である浄福寺本十王図は、裏書や『実隆公記』の記述から、延徳元年(1489)後土御門天皇の逆修のために描かれたもので、後奈良天皇によって淨福寺に下賜されたものであるとわかる。 【閻魔王】よく知られているとおり、閻魔王は冥界の王であり、死者は閻魔王の前で生前の罪障を問われ、地獄・極楽へと送られる。インドのヤマが仏教に取り入れられて閻魔となるのだが、中国ではさらに十王信仰と結びつき、地獄の裁判官である十王の一人と位置づけられるようにもなる。 ※本資料は2018年5月に紹介した資料の再掲です |
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